甘皮とは
甘皮は正式名称を「爪上皮」と言い、爪の根元にある「キューティクル」と、そこから伸びるようにして爪の表面を薄く覆っている「ルースキューティクル」の2種類があります。
キューティクルには爪に雑菌が入ることを防ぐ重要な役割がありますが、ルースキューティクルは不要な角質であり、ネイルケアが必要です。
ルースキューティクルが必要以上に伸びてしまうと、爪の油分・水分を奪うことから爪の乾燥の原因になります。
また、ルースキューティクル自体が乾燥することもあり、そのまま放置しておくと固めなささくれとなってめくれてしまうことがあります。
その他にも、凹凸したり、爪に白っぽい汚れが付いたように見えることから見た目上も美しくありません。
爪の成長スピードを遅らせる原因にもなります。そのためネイルケアの一つとして、適切に甘皮の処理をすることが大切です。
ネイルにおける甘皮処理の重要性
ネイルケアで甘皮の処理を行うことは、爪の健康を維持する上で欠かせないことです。
ルースキューティクルの放置は爪の乾燥を招くだけでなく、乾燥した爪が2枚爪になったり、割れてしまうことや欠けてしまうことにも繋がります。
トラブルの無い丈夫な爪を保つためにも、ルースキューティクルが伸びてきたら適切に取り除くようにしましょう。
また、ネイルアートを楽しむ上でもネイルケアは重要です。ネイルケアで甘皮の不要な部分を取り除かずにジェルネイルやマニキュアを重ねると、剥がれたり色が落ちやすくなってしまいます。
少しでも長くネイルアートを楽しむためには、必ずネイルケアを行って甘皮処理を済ませるようにしましょう。
正しいネイルケアによってルースキューティクルを取り除ければ、爪の状態が良くなると共に見た目も綺麗に見えるようになります。